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2022 -works
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Photo by 水津拓海
《犬も歩けば棒に当たる》 2022年
12フィートの木材、モニターにて同時中継
2022年9月グループ展 「六本木アートナイト」六本木・東京ミッドタウン
12フィートの木材を持ってどこでも自由にあるく「12フィートの木材を持ってあるく」プロジェクトは今回道路使用許可がおりなかった。許可を得て12フィートの木材を持ってあるこうとすると途端にあるく自由を失ってしまうようである。私が唯一歩ける場所は東京ミッドタウンの敷地内になった。公道に出ることは許されない。許可された敷地内を歩くことで、庭で鎖に繋がれた犬の追体験することで、どのような景色が見えるのだろうか。歩いている様子は山本の身体に取り付けたアクションカメラを通して、ミッドタウンの施設内で同時中継がされる。歩く山本の視点が映し出されるが、カメラは進行方向を向いているので本人の顔は映らない。鑑賞者はカメラに映る六本木の会場と端に映る木材を通して、リアルタイムに歩いている人物の存在に気づく。


《います/ Be There》 2022 年
ボックスのなかにUSBデータ、日記、写真(全ての閲覧権限と所有権を作家は放棄している)
2年間血縁関係のない5人家族の家に居候をした。その居候期間中に起きたことや、その家の3人の子供たちにインタビューしたことをまとめたビデオ・ドキュメントボックスを制作した。居候視点と居候を受け入れた家庭の子供たちの認識のズレや居候生活の奇妙さが収められている。このボックスの所有及び閲覧権限をすべて居候先の家庭に譲渡し、特定の少数だけが見ることのできる作品とした。
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